近年のグラフィックスカードの価格は未だ高騰したまま、まだ下がりきらずにいますね。
比較的最近登場したNVIDIAのRTX 3050も約4万円台と、決して安いとは言えない状況です。
そんななかAMDよりお手頃価格で登場してきたグラフィックスカードが、Radeon RX 6500 XTです。
現時点で、2万円台後半~とかなりお買い得です。
実はこのグラフィックスカード、かなりの評判の悪さで有名です。
というのも、コストカットのために色々と試行錯誤された結果、どうしても切り捨てなければならない部分が多々見受けられ、主に4GBしかないメモリや、インターフェースがPCIe 4.0 x4にまで削減されているなど、ゲームのパフォーマンスに影響があると思われる点がいくつもあったからです。
ただ逆を言えば、この金額で手に入るグラボもなかなかないということです。
4GBのメモリも、PCIe 4.0 x4のインターフェースも、フルHD程度の画質でさほど重くないゲームをするのなら充分なのです。
さらに言えば、AMDは、RadeonSuper Resolution(RSR)という技術を提供しています。
これは最近リリースされたものですが、ドライバ側で提供されるもので、ほとんどのゲームを超解像化で性能向上させることができ、fpsをかなり向上させてくれます。
この機能はAMD Radeonでしか提供されません。
実は以前からAMD FidelityFX Super Resolution(FSR)という、ゲーム側で実装される似たようなシステムがありました。
ゲーム側での対応が必要なものの、対応タイトルにおいてはかなりのfps向上が望めるものとなっております。
筆者環境でも、対応タイトルにおいて飛躍的にfpsが向上し、驚いたのを覚えています。
これがRSRではほぼすべてのタイトルで利用が可能になるわけです。
実際Radeon RX 6500 XTでRSRを有効化した場合、無効時に比べて1.2~1.5倍もの性能を発揮するようです。
これはRTX3050と同等クラスの性能を提供してくれることを意味しています。
フルHD環境でさほど重いゲームはしないよって方は、Radeon RX 6500 XTの購入を検討されてみてはいかがでしょうか。
以下はオススメになります、よかったらどうぞ。