AMDは来年、CPUとGPUコアの両方を大幅にアップグレードした、全く新しいRyzen 7000「Phoenix」APUをリリースする予定です。
Wccftechからの情報です。
このAPUは、薄型軽量設計のノートブックなどに搭載される予定ですが、アップグレードされたRDNA 3 GPUコアにより、今までにないグラフィックス性能を提供するとされています。
ゲームチェンジャーとも言われているこのAPUは、NVIDIA GeForce RTX 3060MのディスクリートGPUに匹敵するとされ、大きな飛躍となることは間違いないでしょう。
※ただし、ここで言うGeForce RTX 3060MはMax-Q版のことになります。
特に、現在のAPUがGTX 1650に近いグラフィックス性能であることを考えると、なおのことです。
しかしAMDは、このAPUを35~45Wのパッケージ内で実現するというのです。
Max-Qは、最大60Wの制限があるうえに、20WをDynamic boosting機能に割り当てているので、合計で45Wもの差となります。
これは、モバイルプラットフォームとして考えた場合、かなり大きな差が生まれることとなります。
既存のRDNA 2ベースのAPUと同じクロック(2.4GHz)でも、Xbox Series Sコンソールのほぼ2倍のTFLOPsが得られるとし、35~45Wのチップとしてはまさにゲームチェンジャーと言えるでしょう。
AMD Ryzen 7000 Phoenix APUのラインナップは、Zen 4コアとRDNA 3コアの両方を利用することとなり、さらにLPDDR5とPCIe 5をサポートします。
また、このラインナップは2023年に発売される予定であり、最も可能性が高いのはCES 2023での発表です。

ただし、これらの情報はあくまで事前のリークしたものを含む情報です。
本当にこのスペックで登場するかは、まだ憶測の域を出ません。
しかし、これらが本当に実現するとすれば、もうディスクリートGPUは要らないのでは?と思うところまでありますね。
もちろんハイスペックなGPUには敵いませんが。
ここまで性能が出せるということになれば、当然ながら、相当な量のインフィニティキャッシュを搭載してくるでしょう。
どちらにしても、これらAPUが本当に出てくることを期待したいところです。